【パンク】釘が刺さった!抜くべき?正しい対処法と修理できる限界の見極め方
大島
タイヤトラブルパンクパンク修理応急処置安全運転タイヤメンテナンス
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
駐車場に戻ったらタイヤにキラリと光るものが…よく見たら釘が刺さっていた! こんな時、焦ってしまいますよね。「とりあえず抜いてみようか?」「このまま走っても大丈夫?」と、どう対処すべきか迷う方も多いはずです。
今回は、タイヤに異物が刺さった際の絶対にやってはいけないことと、正しい初期対応、そしてプロが教える修理の可否の見極め方を解説します。
1. 釘を発見!絶対にやってはいけないこと
- 【NG】自分で釘を抜く: 釘が栓の役割をして、空気の漏れを最小限に食い止めている場合があります。抜いてしまうと、一気に空気が抜けて走行不能になる可能性があり、非常に危険です。絶対に抜かないでください。
- 【NG】長距離・高速走行: 異物が刺さったまま走行を続けると、タイヤ内部の構造を傷つけ、修理不可能な状態になったり、バースト(破裂)したりする危険性があります。
2. 正しい初期対応
- 空気圧の確認: 可能であれば、ゆっくりと最寄りのガソリンスタンドなどへ移動し、空気圧を確認します。空気がほとんど抜けていなければ、慎重に当店まで自走できる可能性もあります。
- スペアタイヤへの交換: 空気が明らかに抜けている場合や、自走に不安がある場合は、安全な場所でスペアタイヤに交換するか、ロードサービスを呼びましょう。
- プロに相談: 状況を判断し、速やかに当店のようなタイヤ専門店にご連絡ください。
3. 修理できるパンク、できないパンクの見分け方
全てのパンクが修理できるわけではありません。安全性が確保できない場合は、タイヤ交換が必要になります。
修理できる可能性が高いケース
- 場所: タイヤが地面と接する面(トレッド面)
- 傷の大きさ: 直径6mm以下の釘やネジによる、まっすぐな刺し傷
修理できないケース(要タイヤ交換)
- 場所: タイヤの側面(サイドウォール)やショルダー部(肩の部分)。ここはタイヤの骨格が集中する重要な部分で、修理しても強度を保てません。
- 傷の形状・大きさ: 6mmを超える大きな穴、切り傷、えぐれたような傷。
- 内部の損傷: パンクしたまま走行したことで、タイヤ内部がボロボロに損傷している場合(引きずり痕)。
- 過去の修理箇所に近い場所
クレスコタイヤサービスのおすすめ修理方法
当店では、安全性を最優先し、タイヤの内側からパッチを当てる**「内面修理」**を推奨しています。外面から栓を詰めるだけの応急的な修理とは異なり、内部の損傷も確認できるため、確実で安心です。
パンクかな?と思ったら、まずは慌てず、安全を確保して当店にご相談ください。