【空気圧警告灯】TPMS警告灯が点灯!慌てないための確認手順とリセット方法
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
最近の車に標準装備されることが増えたTPMS(タイヤ空気圧監視システム)。走行中に突然、メーター内にタイヤの断面のような警告灯が点灯して、驚いた経験はありませんか?
この警告灯は、タイヤの空気圧に異常があることを知らせる重要な安全機能です。今回は、TPMS警告灯が点灯した際に慌てずに対処するための、正しい確認手順と注意点を解説します。
ステップ1:まずは安全な場所に停車
警告灯が点灯したら、まずはハザードを点灯させ、周囲の安全を確認しながらゆっくりと路肩や駐車場などの安全な場所に車を停めます。急なハンドル操作や急ブレーキは避けましょう。
ステップ2:タイヤの外観を目視で確認
車から降りて、4本のタイヤすべてに異常がないか、目視で確認します。
- 明らかにパンクしているか?: タイヤがぺちゃんこになっていないか。
- 異物が刺さっていないか?: 釘やネジなどが刺さっていないか。
- 大きな損傷はないか?: タイヤが裂けたり、ホイールが変形したりしていないか。
ステップ3:空気圧を測定する
見た目に異常がなくても、空気圧が低下している可能性があります。最寄りのガソリンスタンドなどで、4本すべてのタイヤの空気圧を測定しましょう。 車両指定の適正空気圧は、運転席のドア開口部などに貼られたシールで確認できます。
警告灯が点灯する主な原因
- 自然な空気圧低下: タイヤの空気は自然に少しずつ抜けていきます。長期間点検していないと、警告灯が点灯するレベルまで低下することがあります。
- パンク: 釘を踏むなどして、ゆっくりと空気が漏れる「スローパンクチャー」が最も多い原因です。
- 気温の低下: 特に冬場、外気温が急激に下がると空気は収縮し、空気圧が低下して警告灯が点灯することがあります。
- TPMSセンサーの故障: 稀に、センサー自体の電池切れや故障が原因の場合もあります。
空気圧を正常にしても警告灯が消えない場合
空気圧を適正値に調整しても警告灯が消えない場合、リセット操作が必要な車種があります。リセット方法は車種によって異なり、多くはステアリングのスイッチやグローブボックス内のボタンで行います。詳しくは車両の取扱説明書をご確認ください。
【重要】リセットしてもすぐに再点灯する場合 これは、パンクなどによって空気が漏れ続けている可能性が非常に高いです。走行を中止し、速やかに当店のような専門店で点検を受けてください。
クレスコタイヤサービスからのアドバイス
TPMS警告灯は、パンクの早期発見に繋がる非常に便利な機能ですが、万能ではありません。警告灯が点灯していなくても、月に一度の定期的な空気圧点検を習慣にすることが、最も確実な安全対策です。 当店では、TPMS装着車のタイヤ交換も、センサーを傷つけないよう細心の注意を払って作業いたします。警告灯に関するご相談も、お気軽にどうぞ!