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【ひび割れ】このひび割れは危険?交換が必要なひび割れレベルを解説

大島
タイヤトラブルひび割れタイヤ寿命タイヤ劣化安全運転タイヤメンテナンス

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。

ふと愛車のタイヤを見てみたら、側面(サイドウォール)に細かなひび割れがたくさん入っていて、「これって大丈夫なの?」と不安になったことはありませんか?

タイヤはゴム製品なので、紫外線や熱、時間の経過によって劣化し、ひび割れが発生するのは自然なことです。しかし、そのひび割れには**「まだ様子を見ても良いレベル」「すぐに交換が必要な危険なレベル」**があります。

今回は、その見分け方を具体的に解説します。

レベル1:表面的な細かなひび割れ(要経過観察)

  • 症状: タイヤのサイドウォール表面に、網の目のような、あるいはシワのような浅いひび割れが見られる状態。
  • 原因: 主に紫外線やオゾンによる経年劣化の初期症状です。
  • 対処法: すぐに交換が必要なレベルではありませんが、劣化が始まっているサインです。今後、ひび割れが深くならないか、定期的な空気圧点検の際に注意深く観察しましょう。

レベル2:少し深めのひび割れ(交換推奨)

  • 症状: ひび割れが少し深くなり、指で触るとわずかな段差を感じるレベル。特にトレッド面(接地面)の溝の底に発生している場合は注意が必要です。
  • 原因: 劣化が進行し、ゴムの柔軟性が失われ始めています。
  • 対処法: 安全性を考慮し、早めのタイヤ交換を検討することをおすすめします。特に高速道路を頻繁に利用する方は、交換を強く推奨します。

レベル3:深く、内部が見えるひび割れ(危険!即交換)

  • 症状: ひび割れが深く、亀裂のようになっており、奥にタイヤ内部のコード層(繊維)が見えている状態。
  • 原因: ゴムの劣化が限界に達しており、タイヤの強度が著しく低下しています。
  • 対処法: **非常に危険な状態です。**走行中のバースト(破裂)に繋がる可能性が極めて高いため、絶対に走行せず、速やかにタイヤを交換してください。

ひび割れを進行させないためのポイント

  • 適正空気圧の維持: 空気圧不足はタイヤのたわみを大きくし、ひび割れの発生・進行を早めます。
  • 過度なタイヤワックスを避ける: 製品によってはゴムを傷めるものもあります。
  • 保管方法: シーズンオフのタイヤは、正しい方法で保管しましょう。

クレスコタイヤサービスからのアドバイス

ひび割れの危険度の判断は、プロでないと難しい場合も多くあります。「このくらいなら大丈夫だろう」という自己判断が、思わぬ事故に繋がることも。 当店では、タイヤのひび割れ状態の点検を無料で行っております。少しでも不安を感じたら、お気軽にご相談ください。お客様の安全を第一に、正直なアドバイスをさせていただきます。

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