【第2章】軽トラ・軽バンの規格変更!「6PR」と「80/78N」の謎を解く
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
軽トラックや軽バンにお乗りの皆様、最近タイヤ交換をしようとして「あれ?」と思ったことはありませんか? これまで慣れ親しんだ「145R12 6PR」というタイヤを探しても、お店やネットで「145/80R12 80/78N」という見慣れない表記のタイヤを勧められることがあります。
「これってサイズ違うの?」「自分の車に履かせても大丈夫?」
そんな疑問を解消するために、軽商用車タイヤの規格変更について分かりやすく解説します!
なぜ表記が変わったの?
これは、タイヤの規格を**国際標準(ISO規格)**に合わせるための変更です。
- 旧表記(JATMA規格):145R12 6PR
- 「6PR(プライレーティング)」は、昔のタイヤの強度基準で「綿のカーカスを6枚重ねた強度」という意味の名残でした。
- 新表記(ISO規格):145/80R12 80/78N
- 「80」は扁平率、「80/78」はロードインデックス(耐荷重)、「N」は速度記号です。より具体的で国際的に通用する表記になりました。
結論:互換性はあります!
安心していただきたいのは、「145R12 6PR」と「145/80R12 80/78N」は、実質的にほぼ同じ能力のタイヤであり、互換性があるということです。 もちろん、基本的には通りますが、念のため車検業者にご確認ください。
現在販売されている新品タイヤは、順次この新しい「80/78N」表記に切り替わっています。
混ぜて履いても大丈夫?
基本的には、4本とも同じ銘柄・同じ規格で揃えるのがベストですが、パンクなどでやむを得ず1本だけ交換する場合など、「6PR」と「80/78N」が混在しても、法的には問題ありませんし、走行性能にも大きな影響はありません。
ただし、厳密には設計思想が少し異なるため、左右で異なる規格を履くことは避けたほうが無難です。(例:前輪は6PR、後輪は80/78N、という風に軸ごとで揃えるなら許容範囲です)
【重要】空気圧の設定に注意!
ここが一番のポイントです。規格が変わったことで、適正空気圧の目安が少し変わりました。
- 6PRタイヤの指定空気圧が「350kPa」だった場合
- 80/78Nタイヤでは「350kPa〜360kPa」程度
ほぼ同じですが、ISO規格のタイヤは高負荷時の耐荷重を確保するために、わずかに高めの空気圧設定が推奨される場合があります。 とはいえ、軽トラ・軽バンの場合、これまで通りの空気圧(ドアの表示通り)で管理していれば、実用上大きな問題になることはまずありません。
まとめ
- 「145R12 6PR」と「145/80R12 80/78N」は互換性あり。
- どちらを買っても基本的には車検に対応可能です(念のため車検業者にご確認ください)。
- これから買うなら、新しい「80/78N」表記のタイヤになることがほとんど。
もし「自分の車にはどっちを買えばいいの?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。 当店では、農作業に強いゴツゴツタイヤから、街乗り向けの長持ちタイヤまで、軽トラ・軽バン用のタイヤも幅広く取り扱っております!