【第3章】過積載だけじゃない!商用車がタイヤバーストを起こす「魔の条件」
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
高速道路を走っていて、路肩にタイヤの残骸が散乱しているのを見たことはありませんか? あれは、走行中にタイヤが破裂する「バースト」の跡です。そして、バーストを起こす車には、トラックや商用バンが非常に多いのです。
「自分は過積載なんてしてないから大丈夫」 そう思っているなら危険です。バーストは、積載量だけでなく、いくつかの条件が重なった時に突然襲いかかります。
今回は、商用車がバーストを起こす「魔の条件」と、それを防ぐ対策についてお話しします。
魔の条件1:空気圧不足 × 高速走行
商用車用タイヤ(LTタイヤ)は、高い空気圧を入れることで重い荷物を支えるように設計されています。 しかし、荷物を積んでいるにもかかわらず、空気圧が不足しているとどうなるでしょうか?
タイヤの側面が大きくたわみ、高速走行時の連続した変形によって熱を持ちます。これが「スタンディングウェーブ現象」です。 この熱が限界を超えると、タイヤの内部構造が破壊され、ドカン!とバーストします。
対策:荷物を多く積む時は、指定空気圧の上限(または少し高め)に合わせて調整することが鉄則です。
魔の条件2:経年劣化 × 重荷重
仕事で使う車は、走行距離に関わらずタイヤを長く使いがちです。 「溝はまだあるから」と、製造から5年以上経過したタイヤを履き続けていませんか?
ゴムは時間とともに硬化し、ひび割れが発生します。さらに商用車は常に重い荷重がかかっているため、タイヤ内部のコード(骨格)にも疲労が蓄積しています。 劣化したタイヤに重い荷物を積み、段差などを乗り越えた衝撃がトドメとなってバーストすることがあります。
対策:溝だけでなく、サイドウォールのひび割れや製造年数を定期的にチェックしましょう。
魔の条件3:片減り(偏摩耗)の放置
商用車は荷物の重さや、据え切り(停止状態でのハンドル操作)の多さから、タイヤの偏摩耗が起きやすいです。 特に内側のワイヤーが出るほど偏摩耗していることに気づかず、そのまま高速道路を走ってバーストするケースが後を絶ちません。
対策:ハンドルを一杯に切った状態で、タイヤの内側までしっかり目視確認しましょう。ローテーションも効果的です。
まとめ:商用車のタイヤは「早め」が命
商用車のタイヤトラブルは、単にレッカー代がかかるだけでなく、「商品が届かない」「現場に行けない」といった業務上の損害に直結します。
- 空気圧は高めに管理する
- 古いタイヤは溝があっても交換する
- 内側の偏摩耗をチェックする
この3つを守るだけで、バーストのリスクは激減します。 「最近、空気圧見てないな…」という事業主様、ぜひ当店へお越しください。プロの目で無料で安全点検させていただきます!