【第4章】オールシーズンタイヤは本当に「節約」になるのか?
大島
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
「夏タイヤとスタッドレス、2つ持つのも履き替えるのも面倒だしお金がかかる…」 そんな方に人気のオールシーズンタイヤ。一年中履きっぱなしでOKという手軽さが魅力ですが、果たして「お財布」にとっても優しいのでしょうか?
今回は、5年間車に乗ると仮定して、トータルコストをシミュレーションしてみます。
比較プラン
- プランA:夏タイヤ + スタッドレスタイヤ(2セット持ち)
- プランB:オールシーズンタイヤ(1セットのみ)
コスト内訳の検証
1. タイヤ購入費
- プランA:夏タイヤ(4万)+ 冬タイヤ&ホイール(6万)= 10万円
- プランB:オールシーズンタイヤ(5万)= 5万円
- 勝者:プランB(初期費用は圧倒的に安い!)
2. 交換工賃(年2回 × 5年 = 10回)
- プランA:履き替え工賃 3,300円 × 10回 = 33,000円
- プランB:ローテーションのみ(やらない人も多いですが推奨)= 数千円
- 勝者:プランB(毎シーズンの工賃が浮くのは大きい!)
3. タイヤの寿命(買い替え)
ここが盲点です。
- プランA:夏と冬で走行距離を分担するため、それぞれの持ちが良い。5年間買い替えなしでいける可能性が高い。
- プランB:一年中同じタイヤで走るため、減りが早い。夏場の熱でゴムが劣化しやすく、3年〜4年で寿命が来て、もう一度新品を買う必要があるかも。
- 勝者:プランA(長期的に見ると寿命が長い)
結論:走行距離が少ない人には「最強の節約」
- 年間走行距離が少ない(5,000km以下)人
- プランB(オールシーズン)でもタイヤが5年持つ可能性が高く、工賃も浮くため圧倒的に節約になります。
- 年間走行距離が多い(1万km以上)人
- オールシーズンだと頻繁に買い替えが必要になり、結果的に高くつく可能性があります。また、冬道の安全性(凍結路)を考えると、スタッドレスを持つプランAの方が安心かつ経済的かもしれません。
まとめ
オールシーズンタイヤは、「あまり距離を乗らない」「雪が降ったら乗らない」というライトユーザーにとって、最高の節約アイテムになります。 ご自身のライフスタイルに合わせて、ベストな選択をしてくださいね。迷ったらご相談に乗ります!
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