【第9章】ローテーションをサボると損をする金額
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
「タイヤローテーション(位置交換)、したほうが良いのは知ってるけど、面倒だしお金もかかるし…」 そう思って、一度もローテーションせずに履き続けていませんか?
実はそれ、すごくもったいないことをしています!ローテーション費用をケチったがために、結果的に高いタイヤ代を支払うことになっているかもしれません。
FF車(前輪駆動)の悲劇
現在主流のFF車(軽自動車やミニバンなど)は、前のタイヤが後ろのタイヤより2倍〜3倍早く摩耗すると言われています。エンジンが重く、駆動もハンドル操作もすべて前輪で行うためです。
ローテーションをしないとどうなるでしょうか?
- 前輪:2万キロでツルツル(寿命)
- 後輪:2万キロ走っても、まだバリ山(7分山以上残ってる)
この状態で、前輪2本を新品に交換します。そしてまた2万キロ走ると、今度は後輪も古くなり、前輪もまた減り…。 このようにバランスの悪い交換を繰り返すと、「タイヤの美味しいところ」を使い切れずに捨てることになります。
4本使い切る「気持ちよさ」と「お得さ」
5,000kmごとにローテーションを行うと、4本のタイヤが均等に減っていきます。 すると、前輪だけなら2万キロで寿命だったものが、4本トータルで3万〜4万キロまで延命できるのです。
コスト比較シミュレーション
タイヤ4本セット 40,000円、ローテーション費用 2,200円と仮定します。
ローテーションなし:
- 2万キロで前輪2本交換(20,000円)
- 結果:短いスパンでタイヤ購入費が発生し続ける。
ローテーションあり(5,000kmごと):
- ローテーション費用 2,200円 × 6回 = 13,200円
- タイヤは4万キロまで持った!
- 結果:タイヤ購入を数年先送りにできた!
タイヤを買い替える頻度が減ることで、トータルの出費は確実に抑えられます。何より、4本とも綺麗に使い切って交換するのは、とても気持ちが良いものです。
まとめ
ローテーションは、タイヤの寿命を延ばすための「必要経費」です。 当店では、夏冬タイヤの履き替えのタイミングでローテーションを行うことを推奨しています。これなら追加工賃もかからず、一石二鳥ですよ!
連載記事
- 第15章
【第15章】パンク修理代 vs 新品交換代の損益分岐点
- 第14章
【第14章】EV(電気自動車)とタイヤの減りの早い関係
- 第13章
【第13章】高く売れるタイヤ・ホイールの特徴とは?
- 第12章
【第12章】アルミホイールは「資産」!ボロボロでも売れる理由
- 第11章
【第11章】タイヤ処分料を払う人 vs 買取でお金をもらう人
- 第10章
【第10章】ホイールの「重さ」と燃費の関係(軽量アルミの効果)
- 第9章
【第9章】ローテーションをサボると損をする金額
- 第8章
【第8章】「急」のつく運転をやめるとタイヤ寿命は2倍になる?
- 第7章
【第7章】空気圧不足は「お財布の穴」!損失コストを可視化
- 第6章
【第6章】低燃費タイヤの「グレード」でガソリン代はいくら変わる?
- 第5章
【第5章】タイヤの値上げ時期と「買い時」のカレンダー
- 第4章
【第4章】オールシーズンタイヤは本当に「節約」になるのか?
- 第3章
【第3章】インチダウンの節約術!スタッドレス代を数万円安くする方法
- 第2章
【第2章】ネット通販+持ち込み交換の「総額」を徹底解剖
- 第1章
【第1章】新品の格安タイヤ vs 高級中古タイヤ、どっちが得?