バランスウェイト(おもり)とは?高速道路でハンドルが震える原因

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

バランスウェイト(ホイールバランスのおもり)とは?

新しいタイヤをホイールに組み付けた際、スタッフは必ずホイールの内側(または縁の部分)に数センチの小さな四角い金属の塊のシール(あるいはクリップのような金具)をペタッと貼り付けます。

この小さな金属の塊のことを専門用語で「バランスウェイト」と呼びます。直訳すると「バランスを取るためのおもり」です。

タイヤ交換の際、見積書に必ず「ホイールバランス調整」の項目がありますが、これは専用の機械でタイヤを高速回転させ、この「おもり」を適切な場所に貼り付けて重さの偏りをなくすための作業料金です。

なぞの「おもり」を貼らなければいけない理由

一見、新品のタイヤやホイールは完璧な美しい真ん丸(円)に作られているように見えます。 しかし、ゴムや金属を工場で製造する工程上、どうしてもミクロの世界では「タイヤ・ホイールの円周上で、重い部分と軽い部分(グラム単位の重さの偏り)」がわずかに発生してしまいます。重心がど真ん中にない状態です。

この「重さに偏りがある完全な真ん丸ではない物体」を車に取り付けて、高速道路などで猛スピードで回転させるとどうなるでしょうか?

洗濯機で脱水する時、洗濯物が片寄っていると「ガコン!」と洗濯機そのものが激しく揺さぶられて異常な振動を起こすのと同じことが、車のタイヤでも起きます。 重い部分だけが遠心力で外へ引っ張られ、タイヤが上下左右に暴れるように回転しだすのです。

これを防ぐために、「一番軽い部分の反対側に、グラム単位の金属のおもり(ウェイト)を貼り付けて、重量のバランスを完全に均等にする」という非常に繊細な調整が絶対に必要になります。

ハンドルがガタガタ震える!「おもりが外れた」サイン

バランスウェイトは両面テープのようなもので強力にホイールに貼り付けられていますが、長年の洗車機の強力なブラシや、縁石に擦るなどの衝撃、あるいはスポーツ走行の激しい熱によって、走行中にポロッと剥がれ落ちてしまうことがあります。

もしおもりが剥がれてバランスが崩れると、以下のような非常にわかりやすい症状が出ます。

「特定のスピード」を出した時だけ激しく振動する

一番多いのは、「一般道では普通だが、高速道路で時速80km〜100kmくらいまでスピードを上げた瞬間に突然、ハンドルがガタガタと激しく震え出し、スピードを落とすとピタリと震えがおさまる」という恐ろしい症状です。(専門用語でシミー現象と言います) ※車体全体がブルブルと振動してルームミラーがブレて見えなくなる場合もあります(後輪のバランス不良など)。

この症状の95%以上は、タイヤの偏摩耗か、この「バランスウェイトの剥がれ(ホイールバランスの乱れ)」が原因です。

まとめ:たった数グラムの金属が快適なドライブを支える

  • バランスウェイトとは、タイヤやホイールの「重さの偏り」をなくすために貼る数グラムの金属のおもりのこと
  • 新品のタイヤであっても重心は微妙にズレているため、必ずおもりを貼って調整する(ホイールバランス調整)
  • おもりが剥がれ落ちてバランスが崩れると、特定のスピード(高速域)でハンドルがガタガタと激しく震えだす

「最近、高速道路を走るとハンドルが震えるんだよね…」という悩みは、タイヤ専門店に車を持ち込んで、ホイールバランス調整をやり直してもらうだけで、嘘のようにスッキリと直ることも多いです。思い当たる節がある方は、ぜひお店で点検を受けてみてください。


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