製造年月日記号(セリアル)とは?あなたのタイヤが何年に作られたか見破る暗号

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

タイヤは生鮮食品と同じ「鮮度」が命

タイヤはゴム製品です。車の真横に置かれ、灼熱の太陽の紫外線に焼かれたり、氷点下の寒さに凍えたり、雨風にさらされたりしながら、常に呼吸するように少しずつ硬く硬化していきます。

そのため、「溝は全く減っていなくて新品のようだけれど、作られてから10年も経っているカチカチに硬化したひび割れタイヤ」は、ブレーキが効かずにツルッと滑る非常に危険な「賞味期限切れ」の状態です。(スタッドレスタイヤは特に鮮度が命です)

では、「このタイヤが何年前に工場で作られたのか?」をどうやって見分ければ良いのでしょうか?実は、世界中のすべてのタイヤには、誰でも一目で見破れる「製造年月日の暗号」が必ず刻まれています。それが「製造番号(セリアル記号)」です。

製造番号(セリアル)の探し方

車のどちらかの側面(右側か左側のどちらかにしか刻印されていません)のタイヤのゴムの壁の部分(サイドウォール)を、ぐるっと一周見回してみてください。

ホイール(金属部分)に近いところの縁の方に、「アルファベットと数字が混ざった文字列」があり、その一番最後に「丸い枠(または楕円形のへこみ)で囲まれた【4ケタの数字】」がひっそりと刻印されています。(例:DOT XXXX 1423)

この「一番最後の丸枠で囲まれた4ケタの数字」こそが、タイヤが生まれた日を示す暗号です。

4ケタの数字の「読み方」(※2000年以降のタイヤ)

暗号の読み方は世界共通のルールがあり、非常にシンプルです。 【前の2ケタ】が「何週目(1年のうちの何番目の週か)」を表し、【後ろの2ケタ】が「西暦の何年か」を表しています。

練習問題:【 1423 】と書いてあった場合

  • 後ろの2ケタの「23」を見る これは「西暦2023年」に作られたタイヤだという意味です。

  • 前の2ケタの「14」を見る これは2023年の1月1日から数えて「第14週目(14週間目)」に工場で作られたという意味です。 1ヶ月は約4週間(4週×3ヶ月=12週)ですから、「第14週」というのはだいたい【4月のはじめ頃】ということになります。

【正解】 この暗号が刻まれたタイヤは、「2023年の4月頃」に製造されたものだと完全に特定できます。

(※もし数字が3ケタ(例:149)だった場合、それは1999年より昔の恐ろしいほど古い「絶対に使ってはいけない化石タイヤ」ですので、即座に交換してください)

中古タイヤを買う時の最大のチェックポイント

タイヤの寿命(限界ライン)は、どんなに溝が残っていても、そしてガレージで綺麗に保管されていたとしても「工場で製造されてから最長でも約4年〜5年まで」と言われています。

ヤフオクやメルカリなどでネット通販で安い「中古タイヤ」や「新古品の新品タイヤ」を買う際、このセリアルの数字を見誤ると大失敗します。

「溝はたっぷり残っていますよ!」と言われて激安で買ったスタッドレスタイヤが、届いてみたら【4018】(2018年の冬製造)と書かれた化石のようなカチカチのタイヤで、雪道で全く使い物にならなかったという悲劇が後を絶ちません。

まとめ:車屋さんでの自衛手段としても

  • タイヤの側面の楕円の枠の中にある「4ケタの数字」が製造年月日
  • 前2ケタが「その年の第〇週」、後ろ2ケタが「西暦の下2ケタ」
  • タイヤの寿命は「溝の深さ」と同じくらい、「製造されてからの年数(賞味期限)」も重要

悪質な中古車販売店や激安のカー用品店などで、「倉庫の奥底に何年も眠っていた古い在庫の新品タイヤ」を、今年できたばかりの新鮮な新品タイヤと同じ値段で買わされないための、唯一の自衛手段としての知識にもなります。次に車に乗る時、ぜひご自分の車のタイヤの「誕生日」を読み解いてみてください。


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