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転がり抵抗とは?燃費に直結するタイヤの隠れた性能指標

大島

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

「タイヤを変えただけで燃費が良くなった」は本当?

「同じ車で同じ道を走っているのに、タイヤを交換したら急に燃費が良くなった」という話を聞いたことはありませんか?実はこれ、決して気のせいではありません。

その秘密は、タイヤが持つ「転がり抵抗(ころがりていこう)」という目に見えない性能指標にあります。

転がり抵抗とは?

転がり抵抗とは、ひとことで言えば「タイヤが転がる時に、自然とブレーキをかけるように前に進むのを邪魔してしまう力」のことです。

子供の頃、ボウリングのボールを転がした時のことを想像してみてください。カーペットの上で転がすのと、ツルツルのフローリングの上で転がすのでは、カーペットの方がすぐに止まりますよね?これは、カーペットとボールの間に大きな「転がり抵抗」が生まれているからです。

タイヤも同じで、道路の上をゴロゴロと転がる際に、ゴムが路面に触れて「グニュッ」と潰れて変形し、また元に戻る、という動作をひたすら繰り返しています。この「変形→復元」の繰り返しの中で、ゴムの内部で摩擦熱が発生し、エネルギーが熱として失われてしまいます。これが転がり抵抗の正体です。

転がり抵抗が燃費を左右する仕組み

エンジンが生み出したガソリンのエネルギーのうち、一定速度で走行している場合は実に「約20〜25%」がタイヤの転がり抵抗によって熱として失われていると言われています。

つまり、10リットルのガソリンを入れたとして、そのうちの約2〜2.5リットル分のエネルギーは「タイヤのゴムが路面でグニグニと潰れては戻る」という動きだけで消えてしまっているのです。

もし、この「グニグニ」を少なくするように作られたタイヤに交換すれば、同じ量のガソリンでより長い距離を走れるようになる、というわけです。

ラベリング制度で「転がり抵抗」を確認できる

「でも、転がり抵抗なんて目に見えないのに、どうやって比較すればいいの?」と思いますよね。

実は、日本のタイヤ業界には「タイヤラベリング制度」という統一規格があります。これは、国産タイヤメーカーが共通の試験方法で転がり抵抗を測定し、「AAA」(最も優秀)〜「C」(普通)までのグレードで表示する制度です。

タイヤのカタログや店頭のPOPに、以下のようなラベルが表示されています:

  • AAA: 転がり抵抗が極めて小さい(最高ランク)
  • AA: 非常に小さい
  • A: 小さい
  • B: やや小さい
  • C: 普通

転がり抵抗が「A」以上で、かつウェットグリップ性能が「a」〜「d」の基準を満たしたタイヤだけが「低燃費タイヤ」と表示することを許されています。店頭でタイヤを選ぶ際は、まずこのアルファベットを確認してみましょう。

転がり抵抗が小さい=万能ではない

ここで一つ重要な注意点があります。転がり抵抗を小さくするということは、ゴムを硬くして変形しにくくするということでもあります。

ゴムが硬くなると、路面に密着する面積が減って「グリップ力(路面をつかむ力)」が弱くなる可能性があるのです。特に雨の日のブレーキ性能(ウェット性能)に影響が出やすくなります。

そのため、タイヤラベリング制度では、転がり抵抗のグレードと同時に「ウェットグリップ性能」のグレード(a〜d)も併記されており、この両方のバランスを見て選ぶことが大切です。

まとめ:タイヤ選びで燃費をコントロールできる時代

  • 転がり抵抗とは、タイヤのゴムが路面で変形・復元を繰り返す際に失われるエネルギーのこと
  • 一定速度走行時には、ガソリンのエネルギーの約20〜25%がタイヤの転がり抵抗で消費されている
  • ラベリング制度のグレードで客観的に比較でき、「A」以上が低燃費タイヤの目安
  • ただし転がり抵抗だけでなく、ウェットグリップ性能とのバランスが重要

「最近ガソリン代が高いなぁ」と思ったら、次のタイヤ交換の時にラベリング制度のグレードをチェックしてみてください。タイヤを変えるだけで、毎月のガソリン代が変わるかもしれませんよ。


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