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ブロックとは?タイヤの溝に囲まれた独立したゴムの塊の役割

大島 正公開:更新:

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

タイヤのトレッド面に並ぶ「ブロック」とは

タイヤの接地面(トレッド面)を見ると、縦や横の溝によってゴムが四角形や菱形などの独立した塊に分かれている部分があります。この溝に囲まれた一つひとつのゴムの塊を「ブロック」と呼びます。

タイヤのトレッドパターンには周方向に連続した帯状のリブが使われることもありますが、溝で区切られた独立ブロックは路面を捉えて駆動力や制動力を伝えるうえで重要な役割を担っています。

ブロックが果たす役割

ブロックはタイヤが路面と直接接地し、車の「走る」「曲がる」「止まる」を支える重要な部位です。主に次のような役割を果たしています。

駆動力と制動力の発揮

路面にブロックが押し付けられることで摩擦力が生まれ、発進や加速に必要なトラクション、減速時の制動力が路面に伝わります。独立したブロックが並ぶパターンは、特に雪道や泥濘地などで路面を捉える力に優れています。

エッジ効果

ブロックの角(エッジ)は、路面の微細な凹凸や雪道などに引っかかることでグリップ力を生み出します。エッジの長さや向き、ブロックの変形のしやすさも、路面を捉える力に関わります。

排泥性(セルフクリーニング)

オフロード向けタイヤなどでは、独立したブロックと広い溝を組み合わせることで、走行中に溝へ入り込んだ泥を排出しやすくする設計が採用されています。泥が詰まりにくくなることで、ぬかるんだ路面でもブロックが路面を捉え続けられます。

ブロック形状や剛性とトレッドパターンの設計

タイヤの設計では、ブロックの形状や剛性、溝の配置、ゴムの配合を組み合わせて性能を調整します。

たとえば横浜ゴムのADVAN Sport V107では、旋回時に大きな力がかかる外側ショルダー部に剛性の高い大型ブロックを配置してドライ路面での操縦安定性を高めつつ、ストレート主溝によってウェット路面での排水性を両立させています。

ブロックの偏摩耗と日常の点検

ブロックが並ぶタイヤを使い続けていると、均一に摩耗せず、ブロックごとにのこぎりの刃のような段差ができる「ヒールアンドトゥ摩耗」と呼ばれる偏摩耗が発生することがあります。

空気圧不足や位置交換の不足などが原因となります。偏摩耗が進むと、走行中の騒音や振動、タイヤ寿命の低下につながります。

偏摩耗を防ぎタイヤを長く安全に使うためには、適正な空気圧を維持することに加え、定期的なタイヤローテーション(位置交換)を行うことが効果的です。位置交換の方法や時期は、車両の取扱説明書に従います。

まとめ

  • ブロックとは、トレッド面の溝に囲まれた独立したゴムの塊
  • 駆動力や制動力の伝達、エッジ効果によるグリップ確保、泥の排出などの役割を担う
  • 性能はブロックの大きさだけでなく、ブロック剛性や溝の配置、ゴム配合の組み合わせで決まる
  • 空気圧不足や位置交換の不足によるヒールアンドトゥ摩耗を防ぐため、適正空気圧の維持と定期的なタイヤローテーションが大切

タイヤの点検や交換について

タイヤの偏摩耗やトレッドの状態が気になるときは、日常的な点検や早めのローテーションが大切です。クレスコタイヤサービスでは、ネットなどで購入されたタイヤの持ち込み交換や、日常的なタイヤ点検にも対応しています。お気軽にご相談ください。

参考資料

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