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ブロックとは?タイヤの溝に囲まれた独立したゴムの塊の役割

大島

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

タイヤの表面は「チョコレート」のように分割されている

タイヤの表面(トレッド面)をじっくり見ると、太い溝(グルーブ)によって、ゴムが「四角形」や「台形」「ひし形」などさまざまな形の塊に分割されているのが分かります。

この溝に囲まれた一つ一つの独立したゴムの塊のことを「ブロック(Block)」と呼びます。板チョコがパキパキと割れる線で区切られているように、タイヤの表面もブロックごとに区切られているわけです。

ブロックの役割

ブロックは、タイヤの性能を決める非常に重要な要素です。路面と直接接するのはこのブロックのゴムの表面であり、「走る」「曲がる」「止まる」のすべてはブロックが路面をつかむ力(グリップ力)によって実現しています。

1. グリップ力の発揮

ブロックのゴムの表面が路面に押し付けられることで摩擦力が生まれます。ブロックが大きいほど接地面積が大きくなり、乾いた路面でのグリップ力が高くなります。

2. エッジ効果

ブロックの「角(エッジ)」は、路面の凹凸や雪・氷に引っかかる「爪」のような役割を果たします。特に雪道や凍結路面では、ブロックのエッジが多いほどグリップ力が向上します。

3. セルフクリーニング

ブロック同士の間の溝に泥や雪が詰まっても、タイヤが回転する際の遠心力でブロックがたわんで元に戻る動きにより、詰まった泥や雪が弾き飛ばされます。これを「セルフクリーニング性」と呼びます。

ブロックの大きさと性能の関係

大きなブロック

  • 接地面積が大きいため、乾いた路面でのグリップ力が高い
  • ブロック自体の剛性が高く、変形しにくいため、ハンドルの応答性が良い
  • ただし排水のための溝が少なくなるため、ウェット性能はやや劣る

小さなブロック

  • エッジの数が多くなるため、雪道や氷上でのグリップ力が高い
  • 溝の面積が大きくなるため、排水性能やセルフクリーニング性が良い
  • ただし個々のブロックが変形しやすく、乾いた路面での安定感はやや劣る
  • 走行中にブロックが路面を叩く音(パターンノイズ)が大きくなりやすい

ブロックの「偏摩耗」に注意

ブロックは使い続けると摩耗していきますが、条件によっては均等に減らず、ブロックの一部分だけが極端に減ってしまう「偏摩耗(ヒールアンドトゥ摩耗)」が発生することがあります。

これは、ブレーキをかけた時にブロックの前端(トゥ)に大きな力がかかって削れやすくなる現象で、ブロックが階段状にギザギザに減っていきます。この偏摩耗が進むと、走行中に「ウォンウォン」という周期的な異音が発生するようになります。

定期的なタイヤローテーション(前後の位置交換)を行うことで、偏摩耗をある程度防ぐことができます。

まとめ:ブロックの形と大きさがタイヤの性格を決める

  • ブロックとは、タイヤ表面の溝に囲まれた独立したゴムの塊
  • 大きなブロック=ドライグリップ重視、小さなブロック=雪道・排水重視
  • ブロックのエッジは雪や氷を引っ掻く「爪」の役割を果たす
  • 偏摩耗を防ぐために定期的なローテーションが大切

タイヤを選ぶ際、トレッドの写真でブロックの大きさを見比べてみてください。大きなブロックが並んでいればドライ重視のスポーティなタイヤ、細かく分割されていれば雪や雨に強いタイヤ、と判断する目安になります。


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