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ショルダーとは?タイヤの肩部分が摩耗しやすい理由

大島 正公開:更新:

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

タイヤの「肩」ってどこのこと?

人間の体に肩があるように、タイヤにもショルダー(Shoulder=肩)と呼ばれる部位があります。

ショルダーとは、路面と接するトレッド面と、タイヤ側面のサイドウォールがつながる角の部分、つまりタイヤを横から見たときの肩口にあたる部位を指します。

ショルダーにかかる力とタイヤの設計

カーブでは、タイヤが車の向きを変える横方向の力を路面に伝えます。ショルダーの形状や剛性も、旋回時のタイヤの働きに関わります。

タイヤの設計においてもこうした走行時の力は考慮されています。例えば横浜ゴムの「ADVAN Sport V107」では、外側のショルダーブロックを大型化してブロックの剛性を高め、ドライ路面での操縦安定性能を向上させる設計が採用されています。このように、旋回時にかかる力を見据えた設計が施されるケースもあります。

ショルダーに見られる偏摩耗の原因

ショルダー周辺が均一にすり減らず、一部だけが偏って減ってしまう現象を偏摩耗と呼びます。摩耗の現れ方によって考えられる原因は異なります。

1. アライメントのずれ(片側摩耗)

タイヤの内側または外側のどちらか一方のショルダーだけが早く摩耗する現象を「片側摩耗(片べり)」と呼びます。

主な原因として、車輪の取り付け角度であるホイールアライメントのずれが挙げられます。特に車輪を前から見たときの傾きであるキャンバー角が適正値から外れて過度に傾いている場合、タイヤが路面に斜めに接地し、片側のショルダーに接地圧が偏って摩耗が進みます。片側の摩耗が見られたら、足回りやアライメントを点検する目安になります。

2. 空気圧の過多・不足(両肩摩耗・センター摩耗)

空気圧が適正値から外れている場合も、トレッド面の摩耗バランスが崩れます。

空気圧が不足している場合、トレッドの中央部に比べて両端にかかる接地圧が高くなりやすいため、タイヤの両側ショルダーが早く減る「両肩摩耗(両側偏摩耗)」が発生する傾向があります。

反対に空気圧が高すぎる場合は、トレッドの中央部に接地圧が集まりやすく、真ん中が早く摩耗する「センター摩耗」の傾向が現れます。

3. 急な運転操作(部分摩耗)

急ハンドルや急な旋回など、タイヤに急激な摩擦が生じる運転を繰り返すと、部分的な摩耗(スポット摩耗など)を引き起こしたり、ショルダー部への負担が増えたりする原因になります。

ショルダーの摩耗を防ぐ方法

タイヤの偏摩耗を抑え、ショルダー部分を長持ちさせるためには、日頃のメンテナンスと運転への配慮が効果的です。

  • 定期的な空気圧点検:月に1度は空気圧を点検し、車両指定の空気圧に合わせます。空気圧不足による両肩摩耗や過多によるセンター摩耗の予防につながります。
  • タイヤの位置交換(ローテーション):前後のタイヤで摩耗の進み方が異なるため、定期的に位置を入れ替えて摩耗を均一に近づけます。位置交換の方法は、車両の取扱説明書に記載された推奨手順を優先して行います。
  • 足回りとアライメントの点検:タイヤ交換時などにホイールアライメントの点検を行い、角度の狂いが生じているなど必要な場合には調整を行います。
  • 穏やかな運転:急ハンドルや急旋回を控えることで、ショルダー部分への局所的な負担を軽減できます。

まとめ:タイヤの「肩」の減りを確認するポイント

  • ショルダーとは、トレッド面とサイドウォールの境目にある肩口の部分
  • 旋回時にかかる力に対応するため、剛性を高める専用設計が施されたタイヤもある
  • 片側の摩耗は足回りのアライメント、両側の摩耗は空気圧不足など、減り方によって主な原因が異なる
  • 月1回の空気圧確認、定期的な位置交換、必要に応じた点検で早期発見と予防ができる

タイヤのショルダー周辺を定期的に見比べて、内側や外側だけに偏った摩耗が起きていないか確認してみてください。空気圧の調整や足回りの確認を適切に行うことで、タイヤをより安全に長く使い続けることができます。


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タイヤの状態や摩耗傾向について気になる点があれば、お気軽にご相談ください。当店では、ネットなどで購入されたタイヤの持ち込み交換を受け付けています。日頃の空気圧や摩耗具合が気になるときは、無料のタイヤ点検もぜひご活用ください。

参考資料

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