【衝撃】段差を越えたら空気が抜けた?「リム変形」によるエア漏れ診断
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
「夜道でガタン!と大きな段差を乗り越えてしまった。その時は大丈夫だったけど、翌朝見たらタイヤがぺちゃんこに…」 「釘を探したけど見つからない。なぜ?」
このようなケースでは、異物が刺さったのではなく、強い衝撃によってホイール(リム)が変形し、そこから空気が漏れている可能性があります。
リム変形によるエア漏れのメカニズム
タイヤとホイールは、空気圧で密着することで気密性を保っています。 しかし、縁石や深い穴(ポットホール)に勢いよく突っ込むと、タイヤが衝撃を吸収しきれず、金属製のホイールの縁(リム)が曲がってしまうことがあります。
- インナーリム(内側)の曲がり: 外からは見えませんが、サスペンション側のリムが曲がり、タイヤとの間に隙間ができて一気に空気が抜けます。
- アウターリム(外側)の曲がり: 見た目で分かります。リムがめくれ上がり、タイヤとの密着が悪くなります。
タイヤ側にもダメージが(コード断裂)
ホイールが曲がるほどの衝撃を受けた場合、タイヤ自体も無事では済みません。 タイヤの側面がホイールと路面に強く挟まれることで、内部のコードが断裂する**「ピンチカット」**が発生したり、ビード部分(ホイールとの接触部)が破損したりしている可能性が高いです。
修理はできる?
- ホイール:
- 軽微な曲がりであれば、専門業者での修正が可能な場合もあります(数万円~)。
- しかし、アルミホイールの修正は強度が落ちるリスクがあるため、基本的には交換推奨です。
- タイヤ:
- ピンチカットやビード切れがある場合は、**修理不可(即交換)**です。
- 外傷がなくても、内部にダメージを負っている可能性が高いため、再使用は慎重な判断が必要です。
クレスコタイヤサービスからのアドバイス
強い衝撃の後のパンクは、単なる空気の充填では直りません。 無理に走ろうとせず、スペアタイヤに交換するか、レッカーで当店までお運びください。
当店では、タイヤを外してホイールの振れ(曲がり)を確認し、タイヤ内部の損傷もチェックします。 もしホイール交換が必要になった場合でも、中古ホイールなどを活用して、できるだけ費用を抑えた復旧プランをご提案させていただきます。
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