【恐怖】雨の日にハンドルが効かない!「ハイドロプレーニング」体験後の点検
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
梅雨時やゲリラ豪雨の高速道路で、こんな恐怖体験をしたことはありませんか? 「突然、車が水の上に浮いたような感覚になり、ハンドルを切っても全く反応しなくなった…」
これは**「ハイドロプレーニング現象」**といって、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが完全に浮いてしまう現象です。 一度起きてしまうと、ドライバーには何もできません。ただ水膜が切れるのを祈るのみです。
もしこの現象を経験したなら、あなたのタイヤは**「排水性能の限界」**を超えています。すぐに点検が必要です。
犯人は「溝不足」と「スピード」
ハイドロプレーニング現象は、タイヤの溝が排水しきれないほどの大量の水がある時に発生します。
1. 溝の深さチェック
新品タイヤの溝は約8mmありますが、これが減ってくると排水能力は激減します。
- 残り溝 4mm以下: 排水性能が落ち始めます。
- 残り溝 1.6mm(スリップサイン): 排水性能はほぼゼロ。濡れた路面では非常に危険です。
「スリップサインが出ていないから大丈夫」ではありません。雨の日の高速道路を安全に走るなら、3mm〜4mmが交換の目安です。
2. タイヤのパターン(種類)
スポーツタイヤなど溝が少ないタイヤや、極端に太いタイヤは、ハイドロプレーニングが起きやすい傾向があります。 逆に、ウェット性能「a」のタイヤや、太い縦溝があるタイヤは排水性が高いです。
恐怖体験後の点検ポイント
もしヒヤッとした経験があるなら、すぐに以下のことを確認してください。
- 残り溝: 4mm以下になっていませんか?
- 空気圧: 空気圧が低いと、タイヤの接地面積が増えて接地圧が下がり、水に浮きやすくなります。
- 製造年数: ゴムが硬くなっていると、ウェットグリップ自体も低下しています。
クレスコタイヤサービスからのアドバイス
「まだ溝があるから」と粘るのは、雨の日の命綱を捨てるようなものです。 特にこれからの台風シーズンや秋の長雨の前には、必ずタイヤの溝チェックを行いましょう。
当店では、溝の深さを専用ゲージで正確に測定し、「あとどれくらい走れるか」「雨の日はどれくらい危険か」を数値でお伝えします。 点検は無料ですので、雨の日の運転が怖いと感じたら、すぐにお越しください!
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