第4回:【STEP1】「製造年週」を解読せよ!4桁数字の秘密
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
ここからは実践編!中古タイヤ選びで絶対に失敗しないための「目利きの技術」を、5つのステップに分けて伝授します。
最初のステップは、タイヤの**「鮮度(年齢)」**を知ること。 タイヤはゴム製品なので、使っていなくても時間とともに劣化(硬化)します。 お店の人に聞かなくても、自分でタイヤの誕生日を知る方法があるんです。
タイヤ側面の「4桁の数字」を探せ!
タイヤの側面(サイドウォール)をよく見ると、楕円形の枠の中に「4桁の数字」が刻印されている部分があります。 これを**「セリアル番号(製造番号)」**と呼びます。
例:[ 3523 ]
この数字が意味するものは:
- 下2桁:「西暦の下2桁」
- 上2桁:「その年の何週目に作られたか」
つまり、[ 3523 ] の場合: **2023年の第35週目(8月下旬~9月上旬頃)**に製造されたタイヤ、ということになります。
これさえ読めれば騙されない!
これを知っていれば、例えばこんな判断ができます。
店頭:「バリ山(溝たっぷり)の極上品ですよ!」 あなた:(でもセリアル見たら
[ 1015 ]だ…2015年製?もう10年前じゃん!)
いくら溝が残っていても、10年前のタイヤはゴムがカチカチで危険です。 見た目の綺麗さだけでなく、この数字を見ることで、タイヤの真の価値を見抜くことができます。
中古タイヤ、狙い目の年式は?
では、どれくらいの年式なら「買い」なのでしょうか?
- 製造から3年以内(特選・Aランク)
- ゴムの柔軟性も十分残っており、新品に近い性能が期待できます。見つけたら即買い候補!
- 製造から4〜5年(標準・Bランク)
- 夏タイヤなら許容範囲。ただし、ヒビ割れがないか入念にチェックが必要。
- スタッドレスの場合は、ゴムの硬化が進んでいる可能性が高いため要注意。
- 製造から7所以上(要注意・Cランク)
- 基本的に推奨しません。特に雨の日のグリップ力低下が懸念されます。
- 「車検用」等の割り切りが必要です。
まとめ:まずは数字を見るクセをつけよう
中古タイヤショップに行ったら、まずはタイヤに近づいてこの4桁の数字を探してみてください。 「おっ、このお客さん、知ってるな」と店員さんに思わせることができれば、しめたものです。
さて、年式が新しくても、もう一つ大事なのが「溝」です。 次回は【STEP2】、残り溝の正しい見方と、「バリ山」という言葉の定義について解説します。
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