第7回:【STEP4】意外と見落とす「偏摩耗」と「変形」
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
中古タイヤ選びの盲点、第4弾は**「偏摩耗(へんまもう)」と「変形」**です。
タイヤの溝の深さだけを測って「よし、5mmある!」と安心していませんか? 実は、前の持ち主の車の状態や乗り方によって、タイヤが変な減り方をしていることがあるのです。
よくある偏摩耗のパターン
片減り
- タイヤの内側か外側だけが極端に減っている状態です。
- 前の車の「アライメント(骨格の角度)」が狂っていた可能性があります。
- 接地面積が減るため、グリップ力が低下します。
段減り
- ブロックの角が削れて、手で触るとギザギザ・凸凹している状態。
- これが一番厄介!このタイヤを履くと、走行中に**凄まじい騒音(ロードノイズ)**が発生します。
- 溝は残っていても、うるさすぎて乗っていられない…というケースが多いです。
フラットスポット
- 急ブレーキなどで一部だけが平らに削れてしまった状態。
- 走行中に「ガタガタ」という振動が発生します。
見分け方:目で見るな、手で触れ!
偏摩耗は、パッと見ただけでは分かりにくいことがあります。 プロの見分け方は**「タイヤの表面を手のひらで撫でる」**こと。
タイヤのトレッド面(接地面)を、前後左右に撫でてみてください。 素直に丸ければOK。 もし「引っかかり」や「凸凹」を感じたら、偏摩耗している証拠です。
まとめ
溝がたっぷり残っていても、段減りしているタイヤは「安物買いの銭失い」になりかねません。
快適に乗りたいなら、**「手で触って滑らかかどうか」**を必ずチェックしましょう。
次回はチェックポイント最終回、【STEP5】**「パンク修理痕」**について。修理してあるタイヤは買っても大丈夫なのか?にお答えします。
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