第14回:【重要】スタッドレスタイヤの中古選び・鉄則
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
今まで「中古タイヤはお得だよ!」と勧めてきましたが、スタッドレスタイヤに関しては、少し慎重になってください。
なぜなら、スタッドレスタイヤの性能(氷の上で止まる力)は、ゴムの柔らかさが命だからです。 溝がいくら残っていても、ゴムが経年劣化でカチカチに硬くなっていれば、凍結路面では全く役に立ちません。
鉄則1:硬いタイヤは買うな!
スタッドレスタイヤの寿命は、一般的に製造から3年〜4年と言われています。 5年以上経過した中古スタッドレスは、いくら有名メーカー製でも性能は大きく低下しています。
お店で買う時は、必ず**「硬度計」**でゴムの硬さを測ってもらってください。 一般的に、硬度「60」を超えると危険領域と言われています。 指でグッと押してみて、消しゴムのような弾力がなく、プラスチックのように硬かったらアウトです。
鉄則2:プラットホームの露出NG!
第5回でも触れましたが、冬用タイヤとしての使用限界を示すサイン**「プラットホーム」**が出ていないか、必ず確認しましょう。 「まだ溝があるから」と夏タイヤ感覚で買うと、実はもう冬用としては寿命が終わっていた…という失敗例が後を絶ちません。
中古スタッドレスが「買い」なケース
- 製造から1〜2年以内の高年式品
- ゴムが十分に柔らかい
- ドライ路面での街乗り・雪が降った時の非常用として割り切る場合
雪山へスキーに行くなど、雪道を走る予定があるなら、迷わず新品をおすすめします。 命を守るための冬タイヤですから、ここはコストよりも安全を優先すべきラインです。
次回は、意外な需要がある**「リース車・社用車の返却対策」**について。 へぇ、そんな使い方があるんだ!という裏技です。
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