【恐怖】一見濡れているだけ?ブラックアイスバーンの見分け方と対策
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
12月に入り、朝晩の冷え込みがいよいよ本格的になってきましたね。 この時期、ドライバーにとって最も厄介な敵の一つが**「ブラックアイスバーン」**です。
「ただ濡れているだけだと思ってブレーキを踏んだら、ツルッといった…」 そんなヒヤリハット経験、ありませんか?
今回は、冬道運転の最大の脅威とも言えるブラックアイスバーンについて、その正体と対策をしっかり学びましょう。
ブラックアイスバーンとは?
通常、雪道や凍結路面は白く見えますが、ブラックアイスバーンはアスファルトの色が透けて黒く見えるのが特徴です。
路面に薄い氷の膜が張っている状態なのですが、パッと見は「雨上がりで濡れている路面」とほとんど見分けがつきません。 これが「隠れ凍結」とも呼ばれる所以です。油断してスピードを出して進入してしまうため、大事故につながりやすいのです。
発生しやすい場所と時間帯
ブラックアイスバーンは、どこでも発生するわけではありません。以下の条件が揃う場所は要注意です。
- 橋の上・陸橋: 地熱がないため冷えやすく、風通しも良いため真っ先に凍ります。
- トンネルの出入り口: 急な日陰や風の通り道となり、路面温度が変化しやすいためです。
- 日陰のカーブ: 日中も日光が当たらず、一度凍るとなかなか溶けません。
- 交差点: 車の停止・発進の熱で雪が一度溶け、それが再凍結してますますツルツルになります(ミラーバーンの一種)。
時間帯としては、深夜から早朝、そして日没直後の夕方が危険です。特に雨上がりの翌朝などは最警戒レベルです。
見分けるコツは?
正直なところ、運転席から完全に見分けるのはプロでも困難です。しかし、予兆を感じることはできます。
- 対向車のライトや街灯の反射: 路面がキラキラと不自然に光っていたら要注意。
- タイヤの音: 「シャー」という水切り音が消えたら、凍っている可能性があります。
- 外気温計: 3℃以下になったら、橋の上などはいつ凍ってもおかしくありません。
遭遇した時の対策
「あ、これ凍ってるかも」と思ったら、以下のことを徹底してください。
- 「急」のつく操作をしない: 急ブレーキ、急ハンドル、急加速は厳禁です。
- 十分な車間距離: 前の車がスリップしても巻き込まれないよう、普段の2〜3倍の距離を空けましょう。
- エンジンブレーキを活用: フットブレーキを強く踏むとタイヤロックの原因になります。減速は早めに、エンジンブレーキを使いましょう。
まとめ
ブラックアイスバーンは「見えない敵」です。 「濡れているように見える場所は、全て凍っていると思え」 これくらいの慎重さが、冬の無事故につながります。
もちろん、すり減ったスタッドレスタイヤでは太刀打ちできません。 本格的な冬将軍が到来する前に、タイヤの溝とゴムの硬度チェックをお忘れなく!
不安な方は、ぜひ当店へ点検にお越しください。プロの目でしっかりチェックさせていただきます。
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