ガタガタの「わだち」にハンドルを取られないコツ!雪道運転の極意
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
雪が積もった道路を走る時、前の車が走った跡**「わだち(轍)」**ができていることがありますよね。 このわだち、うまく使えば味方になりますが、一歩間違えるとハンドルを取られて冷や汗をかく原因にもなります。
今回は、雪道の「わだち」とうまく付き合う運転テクニックについてお話しします。
基本は「わだちに乗る」
雪道では、新雪の上を走るよりも、すでに踏み固められたわだちの中を走るのが基本です。
新雪部分は抵抗が大きく、スタックしやすいうえ、何が隠れているか分かりません(側溝かもしれません!)。 わだちの中は雪が圧縮されていたり、アスファルトが見えていたりと、比較的グリップが得やすい状態です。 「レールの上を走る」イメージで、わだちにタイヤを合わせて進みましょう。
ハンドルは「軽く握る」
わだちは真っ直ぐではありません。ガタガタしていたり、急に深くなったりします。 この時、ハンドルをガチガチに握りしめていると、タイヤがわだちの側面に当たった反動で車体が大きく揺さぶられてしまいます。
ハンドルは**「卵を持つようにふんわりと」**握りましょう。 タイヤがわだちに沿って動こうとする動きを、ある程度許容してあげるのがコツです。 もちろん、大きく逸脱しそうな時は修正が必要ですが、細かなブレは気にしすぎない方が車体は安定します。
恐怖の「レーンチェンジ」
一番怖いのは、わだちから抜け出して車線変更をする時や、交差点で右折する時です。 わだちとわだちの間には、雪の壁(カベ)があります。ここを乗り越える時が、最もスピンしやすい瞬間です。
成功のポイント
- 速度を十分に落とす: 勢いで乗り越えようとするのは自殺行為です。
- 角度をつける: 浅い角度で進入すると、タイヤが雪の壁に弾かれます。ある程度角度をつけて、思い切って乗り上げます。
- アクセルは一定に: 乗り越える瞬間にアクセルを緩めたり踏み込んだりすると、挙動が乱れます。
「お腹」を擦る音に注意!
わだちが深くなりすぎると、車の底(フロア下)が真ん中の雪の盛り上がりに接触し始めます。 「ゴゴゴ…」「ザー…」という音が聞こえたら危険信号!
そのまま進むと、タイヤが浮いてしまい、お腹つっかえ状態(亀の子スタック)になって動けなくなります。 この音が聞こえたら、無理に進まず、わだちの浅いラインを探すか、引き返す判断をしてください。 特に車高の低い車や軽自動車は要注意です。
まとめ
わだちは「天然のレール」ですが、古くなるとデコボコ凍結路面へと変貌します。
- 基本はわだちをトレースする
- ハンドルは柔らかく握る
- お腹を擦る音に注意する
これを意識して、安全な雪道ドライブを!
もし「わだちでハンドルを取られやすい気がする…」と感じたら、タイヤの溝が減っているか、アライメント(タイヤの角度)がズレている可能性があります。 そんな時は、ぜひ一度当店にご相談ください。冬のドライブがもっと楽になるアドバイスができるはずです!
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