視界ゼロの恐怖!ホワイトアウトに遭遇した時の正しい対処法
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
冬のニュース映像などで見る、視界が真っ白になる現象**「ホワイトアウト」**。 「栃木県南部なら関係ないでしょ?」と思っていませんか?
実は、降雪時の強風や、大型トラックが巻き上げる雪煙によって、私たちの身近でも十分に起こり得る現象です。 一寸先が見えなくなる恐怖の中、冷静な判断が生死を分けることもあります。
ホワイトアウトとは?
猛吹雪や地吹雪(積もった雪が風で舞い上げられる現象)によって、視界全体が白一色になり、方向感覚や距離感を喪失する状態です。 空と地面の境目もわからなくなり、自分が進んでいるのか止まっているのかさえ錯覚することがあります。
遭遇したらどうする?絶対やってはいけないこと
❌ 急ブレーキ・急停止
「何も見えない!」とパニックになり、その場で急停車するのは自殺行為です。 後続車も同じように視界を奪われています。あなたが急に止まれば、猛スピードで追突されるリスクが非常に高いです。
❌ むやみに車を降りる
方向感覚がない状態で車外に出るのは大変危険です。自車を見失って遭難したり、後続車にはねられる可能性があります。
生存のための正しい対処法
1. スピードを落とし、徐行する
急停止せず、ハザードランプを点灯させて周囲に存在を知らせながら、ゆっくりと速度を落とします。
2. ライトを全点灯
ヘッドライト(ロービーム)、フォグランプ、リアフォグランプなど、点けられるライトは全て点けます。 ※ハイビームは乱反射して逆に見えにくくなることが多いので、基本はロービームで。
3. 左側に寄せて停止(やむを得ない場合)
どうしても進めない場合は、道路の左端(路肩)に寄せて停止します。 ただし、吹き溜まりに突っ込まないよう注意が必要です。 停止中もハザードランプは点けっぱなしにし、可能であれば定期的にブレーキペダルを踏んでブレーキランプを光らせ、後続車へのアピールを続けます。
4. マフラー周りの除雪
もし長時間立ち往生してしまった場合、最も恐ろしいのは**「一酸化炭素中毒」**です。 雪でマフラーが埋まってしまうと、排気ガスが車内に逆流してきます。 風が弱まった隙を見て、マフラー周りの雪だけは確実に取り除いてください。 命に関わります。
究極の対策は「天気予報を見る」
ホワイトアウトは、暴風雪警報が出ているような日に発生します。 「今日はヤバそうだな」と思ったら、外出を控えるのが最大の防御です。
まとめ
ホワイトアウトの中では、最新の自動運転技術もスタッドレスタイヤも無力化します。 頼りになるのは、ドライバーの冷静な判断だけです。
- 急に止まらない
- ライトとハザードで存在をアピール
- マフラーの雪詰まりに注意
この3つを頭の片隅に入れておいてください。
冬のドライブ、備えあれば憂いなし。 厳しい寒さに負けないよう、愛車の準備を整えておきましょう!
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