いざという時はチェーン!金属・非金属の違いと事前練習のススメ
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービス、店主の大島です。
「スタッドレスタイヤさえ履いていれば、どんな雪道も大丈夫!」 と思っていませんか?
実は、高速道路などで**「チェーン規制」**が出た場合、スタッドレスタイヤだけでは通行させてもらえない区間があるんです。 また、除雪が追いつかないようなドカ雪や、鏡のようなツルツルのアイスバーンでは、チェーンのグリップ力が命綱になります。
今日は、冬のお守り「タイヤチェーン」についてのお話です。
タイプ別!チェーンの特徴
大きく分けて「金属製」と「非金属(樹脂・ゴム)製」の2種類があります。
1. 金属チェーン(ハシゴ型・亀甲型)
- メリット: 何と言っても価格が安い(数千円〜)。コンパクトに収納できる。グリップ力は最強クラス。
- デメリット: 走行時の振動・騒音がすごい(ガシャンガシャン)。乗り心地が悪い。装着がやや難しい。切れやすい。
2. 非金属チェーン(ウレタン・ゴム製)
- メリット: 静かで乗り心地が良い。耐久性が高く切れにくい。金属よりは装着が簡単なものが多い。
- デメリット: 価格が高い(1.5万〜3万円くらい)。かさばるので収納場所を取る。
【おすすめの選び方】
- 「万が一のお守り」として積んでおくなら、安くて小さい金属製。
- 「スキー場によく行く」「長距離を走る」なら、快適で長持ちな非金属製。
買って終わり…が一番危険!
チェーンを買ってトランクに入れて安心していませんか? これが一番危険です!
雪が降りしきる極寒の現場で、かじかむ手で説明書を読みながら初めての装着…。 うまくいかずに何時間も格闘するはめになります。あるいは装着ミスで走行中に外れて車体を傷つけることも。
必ず「予行演習」を!
晴れた日に、駐車場などの安全な場所で一度装着練習をしてみてください。 「あ、ここが固いんだな」「タイヤの裏を通すのが難しいな」 とコツを掴んでおけば、本番での焦りが全く違います。 軍手や腕カバーも一緒に袋に入れておくのがポイントです。
装着するタイヤはどっち?
基本的なことですが、チェーンは**「駆動輪」**に巻きます。
- FF車(一般的なコンパクトカー、ミニバンなど): 前輪
- FR車(スポーツカー、一部のセダン、商用車など): 後輪
- 4WD車: 車種によりますが、基本的には主駆動輪(ベースがFFなら前、FRなら後ろ)です。説明書を必ず確認してください!
間違ったタイヤに巻いても全く進みませんよ!
まとめ
栃木県内の移動であればスタッドレスのみで事足りることが多いですが、県北や山越えをするならチェーンの携行を強く推奨します。
「自分の車に合うチェーンのサイズが分からない」 「金属とゴム、どっちがいいか相談したい」
そんな時は、タイヤのプロにお任せください。 正しい準備で、冬のドライブを安全に楽しみましょう!
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