パンク外面修理(応急処置)
サービス概要
タイヤの外側から修理材を充填する、迅速な応急処置です。お時間がない緊急時や本格修理までの繋ぎとして利用できますが、あくまで一時的な対応となります。安全のため、修理後は早期の内面修理またはタイヤ交換を推奨します。
料金目安1 箇所 1,650 円~状況により変動
所要時間目安約 45 分~ / 1 箇所状況により変動
サービス内容:パンク外面修理(応急処置)について
パンクしたタイヤをホイールに取り付けたまま、パンクの原因となった異物(釘など)を除去し、タイヤの外側から専用の工具を用いてゴム状の修理材(プラグ)を挿入し、一時的に穴を塞ぐ修理方法です。
特徴:メリットとデメリット
メリット
作業時間が短い: タイヤの脱着がないため、約 30 分~と迅速に対応可能です。
費用が比較的安価: 工程が少ないため、費用を抑えることができます。
デメリット(重要)
あくまで【応急処置】: タイヤ内部の損傷状態を確認できないため、見た目では分からないダメージが残っている可能性がございます。
再発リスクが高い: 内面修理に比べ、修理箇所からの空気漏れが再発する可能性が高まります。
耐久性が低い: 一時的な穴埋めに過ぎず、長期的な使用には適していません。
高速走行には不向き: 安全上の観点から、外面修理後の高速走行は推奨されません。
このような場合の【一時的な対応】として
緊急時: 時間的制約があり、その場を動かす必要がある場合。
繋ぎとして: 後日、速やかに本格的な修理(内面修理)やタイヤ交換を行うことが前提の場合。
スペアタイヤがない状況: スペアタイヤが搭載されていない、または使用できない状況での、ごく短距離・低速度での移動が必要な場合。
※上記いずれの場合も、修理後は安全のため速度を控えめに運転いただき、できる限り早く当店または最寄りの整備工場にて点検と本格修理(内面修理またはタイヤ交換)をお受けいただくようお願いします。
ご注意いただきたい点(必ずお読みください)
- 修理可能な範囲: 修理の対象となるのは、基本的にタイヤが路面と接する面(トレッド面)にできた、釘などが刺さった比較的小さな穴(直径 6mm 以下が目安)のみです。
- 修理できないケース: タイヤ側面(サイドウォール)の損傷(傷、切れ、膨らみなど)。トレッド面でも、大きな亀裂やえぐれたような損傷。その他、応急処置としても安全性が確保できないと当店が判断した場合。
【重要】外面修理後の運転について
- 外面修理は一時的な走行を可能にするための応急処置です。修理箇所は完全に元通りになったわけではありません。
- 高速道路の走行や、高速での走行は避けてください。空気漏れの再発や、最悪の場合タイヤの破裂(バースト)に繋がる危険性がございます。
- 修理後は、速度を控え(一般道でも法定速度以下を推奨)、急ハンドル・急ブレーキを避け、安全な場所に移動するための最低限の走行に留めていただくようお願いします。
- 可能な限り速やかに、安全で確実な『内面修理』または『タイヤ交換』の実施をお願いします。当店では、より安全性の高い内面修理を推奨しています。ご不明な点は店主までお尋ねください。