第4回:【STEP1】製造年週の見方と確認ポイント
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
中古タイヤを選ぶときに確認したいポイントを、5つのステップに分けて解説していきます。最初のステップは、タイヤがいつ作られたかを知る「製造年週」の確認です。
タイヤはゴム製品のため、保管条件や環境によって経時変化が進みます。製造時期はタイヤの側面から読み取ることができます。
タイヤ側面の製造番号を確認する
タイヤの側面(サイドウォール)には、メーカー名やサイズ表記とともに「セリアル記号(製造番号)」が刻印されています。この製造番号の末尾にある数字が、製造時期を示しています。
2000年以降に製造されたタイヤの場合、製造番号の末尾4桁から製造年週を読み取ります。
例:末尾が 3523 の場合
- 先頭の2桁(35):その年の第35週に製造
- 末尾の2桁(23):西暦2023年に製造
つまり「2023年の第35週に製造されたタイヤ」と分かります。なお、1999年以前に製造されたタイヤは末尾が3桁で刻印されており、上2桁が週、下1桁が西暦の下一桁を表す仕様でした。
製造年週から分かることと分からないこと
製造年週を確認することで、タイヤが製造されてからどれくらいの年数が経過しているかが客観的に分かります。
中古タイヤ市場では、溝がたくさん残っていても製造から年数が経っているケースがあります。見た目だけに惑わされず、製造時期を手がかりに総合的な状態を見極める姿勢が大切です。
ただし、製造年週の数字から把握できることには限界もあります。
- いつ車両に取り付けられて使い始められたか
- 直射日光を避けた環境など、適切な状態で保管されていたか
これらは数字だけでは分かりません。タイヤの状態は保管や使用の環境に左右されるため、年数だけでなく履歴や現物の状態も合わせて考慮する必要があります。
年数とあわせて確認したいこと
中古タイヤを検討する際は、製造時期とあわせて次の点も確かめましょう。
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現物の状態を点検する 溝の深さだけでなく、偏摩耗、ひび割れ、キズや膨らみの有無を点検します。スタッドレスタイヤの場合は、使用限度を示すプラットホームの露出やゴムの柔らかさも確かめます。
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保管環境や使用歴を確認する 製造年週を把握したうえで、どのような状態で保管されていたか、使用履歴が分かるかを販売店に確認してみましょう。
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経過年数に応じた点検を受ける 日本自動車タイヤ協会(JATMA)では、タイヤは使用開始後5年以上経過した場合、継続して使用できるか専門店などで速やかに点検を受けることを推奨しています。中古タイヤで使用開始時期が分からない場合も、購入前に専門スタッフへ相談して状態を確認してもらいましょう。
まとめ:まずは数字を見る習慣をつけよう
中古タイヤを見るときは、まず側面の刻印に目を向け、製造時期を確かめることから始めてみてください。
年式を確認できたら、次に注目したいのが「溝」の状態です。 次回は【STEP2】として、残り溝の正しい見方やチェックの基準について解説します。