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第8回:【STEP5】パンク修理痕あり品は買ってもいい?

大島 正公開:更新:

小山市のクレスコタイヤサービスです。

中古タイヤの販売情報を見ていると、「パンク修理歴あり」と記載されている製品を見かけることがあります。修理歴があっても使用できる場合はありますが、どのような方法で修理されているか、タイヤの内部に異常が残っていないかを把握して選ぶことが大切です。

修理には2種類ある

タイヤのパンク修理には、大きく分けて2つの方法があります。

  1. 外側から補修材を挿入する方法(外面修理) タイヤをホイールから外さず、外側から補修材を差し込んで穴を塞ぐ方法です。タイヤの内面を確認できません。パンクしたまま空気圧が低い状態で走行したことによる内部のコード疲労や引きずり傷、剥離などの損傷が見落とされている可能性があるため、安全に使用するには内面を含めた点検が必要です。

  2. タイヤを外して内面から塞ぐ方法(内面修理) タイヤをホイールから取り外し、内側の状態を確認した上で傷穴と内面を塞ぐ方法です。内外面を点検し、修理して継続使用できる状態かを判断します。損傷の位置や大きさ、パンク走行による構造の傷み具合によっては修理できない場合もあります。

修理歴があるタイヤを選ぶ前に

修理歴のある中古タイヤを購入する際は、装着前に専門店で内面と外面、空気漏れの有無、全体の劣化状態を点検してもらいましょう。外見上はきれいに直っているように見えても、低空気圧走行による重大な損傷がタイヤ内部に残っている場合があります。

特に、次のような状態のものは使用を避けてください。

  • 側面(サイドウォール)に修理痕や深い傷があるもの 側面のコードに達する損傷は修理できません。

  • 修理箇所が変形している、または膨らんでいるもの 補修箇所の変形や膨らみは、タイヤ内部のコードが切断されているなど重大な内部損傷がある危険性があります。

  • 傷の大きさや位置、修理時の状況が確認できないもの 貫通傷の大きさや過去の損傷状態が確認できないものや、適切な手順で修理されていない製品は安全性を損なうおそれがあります。修理箇所が複数ある場合も、それぞれの間隔や位置、メーカーの基準を満たしているか確認が必要です。

まとめ:修理内容を確かめて選ぶ

パンク修理歴のあるタイヤを選ぶときは、価格や残り溝だけでなく、どのような方法で修理されたのか、タイヤの内外面に問題がないかを確認することが欠かせません。安全に走行するためにも、専門店で状態を正確に点検してもらった上で判断しましょう。

参考:JAF「クルマのパンク修理のやり方は?自分でできる応急処置の方法や依頼時の注意点を解説」、タイヤ館「パンク修理」、JATMA「タイヤ安全ニュースNo.78」

次回からはホイール編に入ります。中古ホイールを選ぶ際の基礎知識や確認ポイントについて解説します。

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